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夏が近づくと素麺の季節

涼しげな感じでいいんですが、「そうめん地獄」という言葉もあるようで毎日がそうめん。



とはいっても、個性の無いように見えるそうめんにも微妙な違いがあります。

微妙な違いに少し加えれば更に味わいも深くなるでしょう。

その前に頭に素麺のことをインプットですね。



よく話題になるのは、素麺(そうめん)と冷麦(ひやむぎ)の違いから。


これは日本農林規格(JAS規格)の『乾めん類品質表示基準』によります。

直径の大きさによって3分類されます。


麺の直径が1.3mm未満が素麺

麺の直径が1.3mm以上1.7mm未満が冷麦

麺の直径が1.7mm以上がうどん


冷麦は素麺と饂飩の中間的存在と規格上はなります。

実際のところ、知らずに買っていたりする場合もあるようです。

この辺はよくある話題ですが、以上が機械麺の場合です。



一方、手延麺の場合。

素麺もひやむぎも同基準であり、直径が1.7mm未満で丸棒状のものが「手延べ素麺」もしくは「手延べひやむぎ」となっています。

直径が1.7mm以上で丸棒状に成形したものは「手延べうどん」に分類される。



ということで、1.7mm未満を細分化したものが機械麺の規格となります。

規格なので殆どが後付けですよね。



先ほど、日本農林規格(JAS規格)の『乾めん類品質表示基準』と書きました。

乾めん類ということで、乾かした麺、干した麺です。

とすると生の麺もありそうですがこちらは少数派です。



素麺は一般に油を塗って延ばします。

寝かせ月日を置いたそうめんを送る家庭もあるようですが、油を飛ばすという意味なんですね。

油不入素麺とか、ノンオイル製法とか普通のそうめんとは違う製法のものもあります。



色の付いた素麺、色そうめんもあります。

特産物などで色をつけるんですね。



さて、素麺の分類で大きなものはブランドというか生産地です。

いわゆるランキングとかに載っているのですね。


生産地も以前は全国的に分散してはいたのですが、規模的に縮小している地域が出て来る中、有名なブランド的そうめんになるところも出て来ました。


そうめんの産地に入る前に、原料についてです。

そうめんの原料は小麦、水、食塩です。

先ほど、油で延ばすということで油の調達も必要ですね。

そういったことで産地の偏在性もあったのかも知れません。


日本の水は軟水で、塩は岩塩でなく海水塩です。

海外だと硬水が多いのですが日本は軟水です。

またハムを作るのに外国では岩塩を使ったりしますが、日本は赤穂の天塩というくらいで海水塩です。


「赤穂の天塩」の赤穂市ですが、昔は吉備国(きびのくに)に属した時期があり後に播磨国(はりまのくに)に移ったりと境目の国だったようです。

吉備国は、現在の岡山県全域、兵庫県西部(佐用郡の一部と赤穂市の一部など)、広島県東部と香川県島嶼部でした。

播磨国は、兵庫県南西部でした。




手延素麺の生産地方で上位に入るのは、兵庫県、長崎県、香川県、奈良県となります。

お待たせしました〜という感じですが、あのよく聞くソウメンってどの辺のブランド?ですね。


兵庫県は播州手延べ素麺、「揖保乃糸(いぼのいと)

シェアは揖保乃糸がトップです。


播州(ばんしゅう)、兵庫県南西部の播磨(はりま)地方です。

播州そろばんというのがありますね。


揖保乃糸は、兵庫県手延素麺協同組合が有する手延素麺の商標です。

主として揖保川中流域で生産されています。



長崎県島原素麺

こちらの素麵には小豆島伝来説と福州伝来説などがあります。


島原の乱(1637年 - 1638年)後、農民が激減したため江戸幕府は各藩に命じて農民を移住させました。

この時に伝わったとする説です。


もう一つは、中国福建省、福州市からの伝来。

明の時代(1368年 - 1644年)、福州の港から中国人が長崎にやってきてその時に伝わったとするもの。

といっても、どちらも決め手に欠くようです。

ラーメンが中国からといっても実際のところよく分からないようなものですね。


島原は長崎県に属します。

長崎ではトビウオを活用したものが作られます。


トビウオは魚類の干物として、関東、伊豆諸島の特産品くさやとして使われます。

九州や日本海側ではアゴと呼ばれています。

長崎はトビウオのダシ入りつゆを作っている県としても有名です。




香川県はうどん県とは言いますが、小豆島手延べ素麺が有名です。

ただ小豆島は島であってちょっと特殊なんですね。


小豆島は四国、香川県なんですが、瀬戸内海の島であって本州側に所属していた時期もありました。

行政上の都合ですね。


映画『瀬戸内海賊物語』のロケが行われた場所でもあります。

水軍といえば自由の民!

船があるからこその自由な移動。



小豆島といえば今はフェリーが気になります。

時刻表ですね。

映画では、水軍の財宝を見つけてフェリー航路を存続させようというものです。

 

小豆島は吉備国に属していた時期がありましたが後に四国側に移りました。

赤穂の場合は吉備国から播磨国でした。

播磨国といえば、兵庫県の播州手延べ素麺、揖保乃糸ですね。


吉備国は、現在の岡山県などがあるところ。

岡山から香川ですか。



現在は、四国香川県とか兵庫県とか分けていますが、意外とそれぞれご近所さんだったりするんですね。



素麺は一般に油で延ばすのですが、小豆島素麺はゴマ油を使います。

ゴマ油は風味がありますよね。

サラダ油に代えて胡麻油というのもありですね。


小豆島にもセブンイレブンはあります。

日本一の砂場の鳥取県より早くの出店です。


が、塗り変わったんですね。

旧サンクスのようです。

2013年3月からセブンイレブンとして営業を開始しています。


鳥取の方は、JR西駅構内のキヨスクがセブンイレブンに替わるようです。




そして奈良県、こちらは三輪素麺

そうめん発祥の地とも言われています。

元祖の響きがありますね。




素麺の大きな生産地は西側ですが、東北地方にも素麺の産地があります。

秋田県湯沢市稲庭町の稲庭素麺です。

稲庭というとウドン?という人もいますが、小麦粉を使うというのは共通しているところ。

油は用いない製法です。


それから宮城県白石市の白石温麺(しろいしうーめん)

稲庭素麺と同じく油は用いない製法で作られる麺です。


ということで、手延素麺の名産地として定評のある三輪・播州・島原・小豆島・稲庭などの素麺のお話でした。






こちらはもちろん素麺ではありません。

でも涼しげですね。


函館のイカで作りました。

イカの胴の部分を切った函館で人気の真いか素麺です。

真イカはスルメイカのことですね。

ただ、麺でも粉にこだわるローカルなお店は北海道の小麦粉などを使ったりしています。

函館名物、新鮮イカソーメン



では兵庫県、揖保の糸から


シンプルな揖保乃糸もいいけどちょっと味が欲しい人にはこんなものも。

揖保乃糸上級品アレンジセット


長崎県の島原手延そうめん


長崎で獲れるトビウオ(あご)を使った麺つゆ

島原手延そうめん あごだし麺つゆセットです。

小豆島伝来説が正しければ、暖簾分けした店がライバルに!

島原手延そうめんあごだし麺つゆセット



次は、香川県(瀬戸内海)の小豆島


小豆島国産小麦使用の手延素麺につゆの詰合せです。

小豆島国産小麦使用手延素麺・つゆ詰合せ




小豆島の手延そうめん、オリーブそうめん・しそそうめんのセットです。


小豆島にはオリーブ公園というものがあります。

素麺を延ばす時に小豆島では胡麻油が使われますが、オリーブの生産が盛んなんですね。


オリーブといえば産地は西アジアから地中海に広がっています。

瀬戸内海は地中海の風土に似ているということもあります。


素麺、胡麻油、オリーブと特産物の組み合わせです。

小豆島手延べ3色そうめん



奈良県の三輪


三輪素麺に夕張メロンゼリーを組み合わせてみました。

夏ギフトとして清涼感がありますね。

三輪素麺 夕張メロンゼリー詰合せ




三輪素麺、麺つゆにこだわりました。

ゆず味噌、合鴨、胡麻

容器が今風なオシャレ感を出していますね。

こだわりつけ麺つゆで食べる三輪素麺




うどんでも有名な稲庭

日本三大うどんの定説はありませんが、四国の讃岐うどんと稲庭のうどんは当確のようです。

うどん、そうめん詰め合わせにしました。

稲庭手延うどん・そうめん詰め合わせ


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