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MERSマーズとSARSサーズの違いは? [健康]

2003年にアジアを中心に拡大したSARS(サーズ)というものがありました。

中国で発生し拡散されたと見られr中国肺炎と書かれることもあったようです。



SARSは原因不明の急性肺炎として拡大し、同年3月にWHOは世界規模の警報を出しています。

SaaS(サース)というものがありますが、これは無関係で、Software as a Serviceの略で同時期に流行った言葉です。



SARS(サーズ)は重症急性呼吸器症候群と訳されています。

Severe Acute Respiratory Syndromeの略としてSARSです。

知られている統計としては、8,069人の感染し、775人死亡で、1割未満の死亡率です。




さて、感染症名であるMERS(マーズ)は中東呼吸器症候群となります。

名前の通り今度は発生源は中東とされています。

MERS、Middle East Respiratory Syndromeです。

Respiratory Syndromeの部分はサーズと同じで呼吸器症候群です。


マーズは、2012年9月にサウジアラビアで確認され報告されたのが初めてで、新種のコロナウイルスによる感染症です。

そして中東、欧州で感染した人が出ています。

死亡率は40%と非常に高いとされていますが、2013年までの感染数は200人未満のようです。



対処法は当たり前のものしかありません。

このウイルスに対抗するための特別な治療薬やワクチンは今のところありません。

手洗いをする、生水は避ける、火を充分通したものを選ぶ、咳やクシャミをする人を避けるといったものです。

感染経路が不明なため確実なものはありませんが、体に異変があると感じた場合特に中東へ行った後不安な場合は医療機関に相談することをお奨めします。



国立感染症研究所、厚生労働省検疫所、厚生労働省、東京都感染症情報センターなどのサイトで確認すると良いでしょう。

仮に爆発的に感染が拡散するようになれば外務省でも渡航者に対するお知らせが載るでしょう。

外務省 海外安全ホームページ ですね。

2014年5月国立感染症研究所では、現在国内では発生は無いとしています。


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