スポーツでは禁止、食品にはOK! 肉の日、ドーピング牛肉はオイシイ? [健康]
ワダさん、ヤダ?
食糧輸出大国トップのアメリカは安泰?
WADAは、1999年に設立された世界反ドーピング機関 (World Anti-Doping Agency)のこと。
JADAは日本国内での統括組織、、日本アンチ・ドーピング機構(Japan Anti-Doping Agency, JADA)。
世界反ドーピング機関(WADA)は11月16日、韓国ソウルで理事会を開きました。
これにより、来年2018年に平昌(ピョンチャン)で開催される冬季五輪、パラリンピックにロシア選手団が出場できない可能性も出て来ました。。。
ロシアの国家ぐるみのドーピングという疑惑です。
薬物で運動能力を向上させるのをドーピングと言いますが、それは人間に対するもの。
でも、牛に対してのドーピングは寛容な国もあります。
つまり、スポーツ選手には厳格、一般人に対しては薬漬け。。。
なんというダブル・スタンダード。。。
で、その牛を人間は食べるんですね。
言い訳としては、科学的に許容範囲だとして。
数年すればその「科学的」という教義も変わるかも知れません。
米国産牛肉、広大な農地で伸び伸びと育った牛。
そんなイメージかも知れません。
いやぁ~、まさに牧歌的な雰囲気。
雰囲気だけです。
でも、餌は草でなくコーンとかの穀物飼料。
その穀物飼料はGMO。。。
GMOは、遺伝子組み換え。
ある生物に別の生物の細胞及びDNAを入れて遺伝子操作します。
そこに更に、肥育ホルモン剤、いわゆる成長ホルモンを入れて牛に食べさせるのです。
速く大きくな~れと魔法のお薬をあげます。
最近コンビニとかの清涼飲料水と同じところにあるエナジードリンクも魔法のお薬ですね。
飲むと危険です。
取りあえず、牛肉はこの薬物であるホルモン剤とGMO飼料の問題となっていないことになっている問題があります。
一応、牛の共食い、BSE問題は終息したかのように見えますが、肉骨粉が豚や鶏に回っているかどうかは調べた方がいいでしょう。
ホルモン剤とGMO飼料、肉骨粉。。。
文字を見るだけで気持ち悪い。
お肉なんて、もう食べれそうも無いっぽい。
GMO飼料で育った牛を避けたい人もアメリカにはいます。
グレインフェッド(穀物飼育)とグラスフェッド(牧草飼育)という言葉。
これで牧草で育った牛の方が安全だろうとして分けられます。
ここで肥育ホルモン剤がグラスフェッドに対してあるかないかは分かりません。
アメリカは「科学」が発達した国ですから基準があり、それによって安全かどうかを判断するようです。
アメリカほど「科学」が発達していない、例えば、EU、ロシア、中国は強力な規制の方向です。
「科学的知識」の無い人にとっては「安全」と言われても気持ち悪いだけ。
キモイんです、オカルトっぽくて。
ロシアはGM穀物飼料を禁止し、クリーンな食物として戦略を立て輸出する機会を狙っているようです。
アメリカは現在食糧輸出大国ですが、汚染されたとのイメージが付けば、売り物にならなくなります。
アメリカは自給自足が出来る国だと言われていますが、大丈夫でしょうか?
米国基準の安全性のある牛肉は米国民用でしかなくなるかも知れません。
だって、他の国は「科学」がそれほど発達していないから。
安全安心のドーピング牛肉は米国民が食べ続けるのでしょうが、食糧輸出大国から滑り落ちていく可能性はあります。
スポーツ選手にも一般人に対しても薬漬けでなくドーピングには厳格にして欲しいものです。
他国の食糧戦略、農林水産省が注視している食糧安全保障は別として、スポーツでも食品でもドーピングは禁止の方向で、安全なお肉が食べたいですね。
そう言えば、29日って肉の日でしたね。