茶色い弟とは? アメリカの兄弟国家、絶縁宣言? [海外]
米西戦争でアメリカは東へ東へ、キューバからフィリピンへ
「茶色い弟」は「Little Brown Brother」の和訳。
何となく分かりそうですが、色とかが英語で出てくるとろくな物ではないのは想像できます。
もちろん米語です。
キューバ
今年、2016年3月にオバマ大統領はキューバのラウル・カストロ議長と会談しました。
アメリカからはお決まりの「人権」(笑)
写真撮影のための握手ではにこやかではあっても、会談ではお互いに非難!
人権問題もアメリカのダブル・スタンダードだと反論する議長。
取り敢えずメディアの前では品良く。
これは、まぁよかったのですが、ここでオバマ大統領、議長の肩を叩こうとしました。
それをさせなかった議長、予想していたのでしょうか、オバマの左腕をつかみました。
失敗の印象を少なくしたいオバマ大統領はそのまま笑顔を保っているものの、ラウル・カストロ議長は口を真一文字にしていました。
大統領の浮いた笑顔が素敵です(笑)
予想外のリアクションにも動じないのはさすが大統領!
とっさに来たら距離的時間的に多分肩に当たってから跳ね返す格好になるので、ラウル議長はやはりオバマ大統領の動きを予想していたかもしれません。
肩を叩くのは、上から目線といってもいいのでしょうが、ここで議長はどう思っていたのか?
国家としてか、個人としてか?
つまり米国対キューバという大国と小国の関係で常に下手に出るしかないというのはやめたい。
または、黒人オバマ対白人ラウル議長という関係で議長は自分の方が上との考えなのか。
はたまた両方なのか?
キューバと仲直りということでしたが、いつもの上から目線は拒否られた2016年3月の出来事でした。
大きい小さい、上下関係は白か黒かの関係、これがねじれていた?
フィリピン
さて、スペインから領土・権益を次々と獲得し太平洋を東に行くとフィリピンがあります。
最近ではネットで英語を安く学べるということでフィリピンの名前が挙がっています。
キューバでは、白か黒でしたが、今度は茶色。。。
アメリカの支配下の国、茶色い弟フィリピン。
フィリピンと言えば、ドゥテルテ大統領の発言が話題になります。
過激だと。
今回飛び込んで来たニュースも、またドゥテルテ大統領?!
カナダ
ところで、キューバからフィリピンの前に、アメリカの兄弟国家と言えば北隣のカナダ。
カナダのジャスティン・トルドー首相は2016年3月10日、合衆国への公式訪問でオバマ大統領との話の中で、2国は兄弟だと発言。
まぁ、兄貴分は米国でしょう。
白い兄弟?
トルドーといえば、ピエール・トルドーというカナダの政治家で首相を務めた人物がいます。
その長男ですね、現在の首相は。
トルドー王朝?
フランス系であるピエール・トルドーの時代はケベック独立よりもカナダの中に残り多文化主義を目指す方向性を示しました。
別々になるよりも、アクセントを入れて米国との違いを出し独自性を表現したいのでしょう。
カナダ人の存在感、中々興味深いものです。
ハーバード大学の調査でもカナダの首都は?との問いに答えられない人がいて、正確に答えたのはカナダ人、それも黒人だったという話があります。
もちろん、わざとという側面もあるでしょう、ディスっているんですね、格下だから。
一方のカナダ人もアメリカ人との違いを見せるのに大変で、都合のいいときはアメリカ人のフリをし、アメリカ人だろと言われると怒ったりします(笑)
米国人はカナダ人のことは気に留めない一方カナダ人は四六時中アメリカのことが気になって仕方がないとか、英国人はカナダ人がエリザベス女王がカナダに関心があると勘違いしていると笑います。
オーストラリア
オーストラリアのトニー・アボット首相の時代、カナダはハーパー政権。
ウクライナ問題や航空機墜落でプーチンにガツンといってやる!と息巻いていたトニー!
オーストラリアとカナダが米英の歓心を買うために舎弟のように必死でした(笑)
ハーパーの方も、俺も言ってやったと。
カナダ
そんなカナダも、ハーパーからトルドーへ政権交代
更に、会談ではオバマ大統領はそういえばカルガリー生まれの若者が米国の大統領になろうとしているとかジョークを飛ばしていました。
テッド・クルスというカナダ生まれの宗教右派の人ですね。
米国の宗教右派というと反イスラム、タカ派です。
敬虔なというと良い言葉に聞こえますが、敬虔な好戦派という何とも救いがたいものになるのが米国流。。。
だから宗教と平和は別なんですね、軍産宗教複合体、ダマされないように〜
その会談から数ヶ月後に、カナダは兄貴をさわやかそうな顔して裏切るわけです(笑)
AIIBにカナダが抜け駆けで参加表明!
まぁ、なんというかカナダ人らしいですね。
オーストラリアには先を越されていますが。
その前が宗主国のイギリスでしたね(笑)
これも序列でしょうか?
フィリピン
そして、白い兄弟の裏切りの次は、茶色い弟の反抗!
フィリピンはもうアメリカの茶色い弟(Little Brown Brother)ではない!
だから、アメリカはフィリピン国内問題に介入するべきではない!
あ〜、またフィリピンのドゥテルテ大統領?!
そして、いつもの如くペルフェクト・ヤサイ外相が釈明というパターン?
が、今回は9月15日のヤサイ外相の演説でした。
例えば8月にはドゥテルテ大統領が国連を脱退して中国などと新たな組織を設立する可能性があると述べたときのヤサイ氏の釈明ですね。
どちらかというと抑え役のような外務大臣と思われていたのが、意外や意外、フィリピンの蔑称を使って米国に文句を言っています。
人権、人権、人権と言って自国の方がヒドいのに他国の中へ介入して来るのに辟易しているのはフィリピンだけでは無いでしょう。
「Little Brown Brother」の他にも、「Little Brown Buddy」もありますが同じようなものです。
あと、黒とか茶色の他に黄色もありましたね、「Yellow Monkey」!
アジア系に対する言葉です。
人権、ですか〜
う〜ん、アニキ、足元を見られているんでしょうか、白い弟、茶色い弟が離れていきます。。。
こっそりと、公然とかは兄弟の性格がありますが(笑)
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何となく分かりそうですが、色とかが英語で出てくるとろくな物ではないのは想像できます。
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キューバ
今年、2016年3月にオバマ大統領はキューバのラウル・カストロ議長と会談しました。
アメリカからはお決まりの「人権」(笑)
写真撮影のための握手ではにこやかではあっても、会談ではお互いに非難!
人権問題もアメリカのダブル・スタンダードだと反論する議長。
取り敢えずメディアの前では品良く。
これは、まぁよかったのですが、ここでオバマ大統領、議長の肩を叩こうとしました。
それをさせなかった議長、予想していたのでしょうか、オバマの左腕をつかみました。
失敗の印象を少なくしたいオバマ大統領はそのまま笑顔を保っているものの、ラウル・カストロ議長は口を真一文字にしていました。
大統領の浮いた笑顔が素敵です(笑)
予想外のリアクションにも動じないのはさすが大統領!
とっさに来たら距離的時間的に多分肩に当たってから跳ね返す格好になるので、ラウル議長はやはりオバマ大統領の動きを予想していたかもしれません。
肩を叩くのは、上から目線といってもいいのでしょうが、ここで議長はどう思っていたのか?
国家としてか、個人としてか?
つまり米国対キューバという大国と小国の関係で常に下手に出るしかないというのはやめたい。
または、黒人オバマ対白人ラウル議長という関係で議長は自分の方が上との考えなのか。
はたまた両方なのか?
キューバと仲直りということでしたが、いつもの上から目線は拒否られた2016年3月の出来事でした。
大きい小さい、上下関係は白か黒かの関係、これがねじれていた?
フィリピン
さて、スペインから領土・権益を次々と獲得し太平洋を東に行くとフィリピンがあります。
最近ではネットで英語を安く学べるということでフィリピンの名前が挙がっています。
キューバでは、白か黒でしたが、今度は茶色。。。
アメリカの支配下の国、茶色い弟フィリピン。
フィリピンと言えば、ドゥテルテ大統領の発言が話題になります。
過激だと。
今回飛び込んで来たニュースも、またドゥテルテ大統領?!
カナダ
ところで、キューバからフィリピンの前に、アメリカの兄弟国家と言えば北隣のカナダ。
カナダのジャスティン・トルドー首相は2016年3月10日、合衆国への公式訪問でオバマ大統領との話の中で、2国は兄弟だと発言。
まぁ、兄貴分は米国でしょう。
白い兄弟?
トルドーといえば、ピエール・トルドーというカナダの政治家で首相を務めた人物がいます。
その長男ですね、現在の首相は。
トルドー王朝?
フランス系であるピエール・トルドーの時代はケベック独立よりもカナダの中に残り多文化主義を目指す方向性を示しました。
別々になるよりも、アクセントを入れて米国との違いを出し独自性を表現したいのでしょう。
カナダ人の存在感、中々興味深いものです。
ハーバード大学の調査でもカナダの首都は?との問いに答えられない人がいて、正確に答えたのはカナダ人、それも黒人だったという話があります。
もちろん、わざとという側面もあるでしょう、ディスっているんですね、格下だから。
一方のカナダ人もアメリカ人との違いを見せるのに大変で、都合のいいときはアメリカ人のフリをし、アメリカ人だろと言われると怒ったりします(笑)
米国人はカナダ人のことは気に留めない一方カナダ人は四六時中アメリカのことが気になって仕方がないとか、英国人はカナダ人がエリザベス女王がカナダに関心があると勘違いしていると笑います。
オーストラリア
オーストラリアのトニー・アボット首相の時代、カナダはハーパー政権。
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ハーパーの方も、俺も言ってやったと。
カナダ
そんなカナダも、ハーパーからトルドーへ政権交代
更に、会談ではオバマ大統領はそういえばカルガリー生まれの若者が米国の大統領になろうとしているとかジョークを飛ばしていました。
テッド・クルスというカナダ生まれの宗教右派の人ですね。
米国の宗教右派というと反イスラム、タカ派です。
敬虔なというと良い言葉に聞こえますが、敬虔な好戦派という何とも救いがたいものになるのが米国流。。。
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だから、アメリカはフィリピン国内問題に介入するべきではない!
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そして、いつもの如くペルフェクト・ヤサイ外相が釈明というパターン?
が、今回は9月15日のヤサイ外相の演説でした。
例えば8月にはドゥテルテ大統領が国連を脱退して中国などと新たな組織を設立する可能性があると述べたときのヤサイ氏の釈明ですね。
どちらかというと抑え役のような外務大臣と思われていたのが、意外や意外、フィリピンの蔑称を使って米国に文句を言っています。
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「Little Brown Brother」の他にも、「Little Brown Buddy」もありますが同じようなものです。
あと、黒とか茶色の他に黄色もありましたね、「Yellow Monkey」!
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う〜ん、アニキ、足元を見られているんでしょうか、白い弟、茶色い弟が離れていきます。。。
こっそりと、公然とかは兄弟の性格がありますが(笑)
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