EU軍 Brexit、そしてNATO再編成の後に [海外]
NATO(北大西洋条約機構)は、1949年4月誕生し、ドイツを抑え込むことが一つの目的であったとされています。
ですが、
ドイツは第一次世界大戦で負けて軍備制限、後に再軍備
再度、第二次世界大戦負け軍解体の後、再軍備
シツコイですね(笑)
いずれも外部環境を利用しています。
そして現在、押さえ込む側のNATO入っています。。。
実はこの記事、1年前に書きかけでそのままになっていました(笑)
記事のネタは沢山あるのですが追いつかない状況です。。。
1952年のギリシャとトルコ加盟まではよかったのですが。。。
その間、西ドイツの再軍備検討も1950年に解禁され、ドイツ連邦軍が1955年11月に創設されNATO加盟。
こうした動きに対抗して1955年5月、ワルシャワ条約機構ができました。
ドイツを抑え込むことから東側諸国に対抗するという方向に変わったということです。
ドイツはソ連(ロシア)のおかげで囚われの身ながらも再軍備できました。
脱出まで後少し?
何かに似てますね(笑)
近年では自作自演というのが流行っており、例えばイスラム教過激派とかという敵役を作り、その為にはというものです。
が、当時は取り敢えずリアルな敵キャラがいました。
そのおかげで西ドイツは再度軍備を整えることができました。
さて、2015年3月、欧州委員会のジャン=クロード・ユンケル委員長はロシアに対する抑止力を確保するためEU軍(欧州連合軍)の創設を呼びかけました。
またまた出ました、敵キャラのロシア!
敵役がプーチンが大統領だと絵になるので更にハマる?(笑)
ユンケル委員長にとってはプーチン様々です。
ステマって怖いですね〜
プーチン大統領としては面白く無いかも知れませんが。
18年以上ルクセンブルクの首相を務めた政治家です。
このユンケル欧州委委員長は、先のBrexit(英国のEU離脱)について、「可能な限り緊密な関係を望む」と発言しつつも、「速やかに対処すべき」「今すぐ離脱の交渉を開始したい」「英国は離脱に際してそれなりの覚悟が必要だ」と言っています。
更には、「英国民は離脱に投票したのになぜここにいるのだ!」とEU離脱を推進したイギリス独立党(UKIP)に所属する欧州議会議員らに対し辛口の発言をしています。
そりゃそうですよね、英独立党は英国の欧州連合からの脱退を主な目的としていながら、欧州議会に議席を得ているんですから。。。
この辺からEUから英国除き、更にNATOからEU軍を分離させるという可能性がでてきます。
英国はEUからも実質的にはNATOからも離れ自前で経済も軍事も回していかなければならなくなるということです。
だから、英国はAIIBに米国を裏切って加入したんですね。
さらに今回のEU離脱騒動でスコットランドが餌に釣られ連合王国解体の危機も。。。
トルコのクーデター未遂騒動で米国のケリー国務長官はトルコのNATO追放の可能性を示唆しました。
英国とトルコを追い出して欧州大陸白人キリスト教徒共同体へ再編成ということでしょうか。
後はフランスとどう折り合いをつけるかですね。
これから問題となるのは南欧の債務危機とドイツ銀行問題辺りです。
2014年にオバマ政権下で日米安全保障条約の適用対象について騒がれていました。
特に尖閣諸島に関して。
そして大統領候補となるトランプ氏は日米安保は日本がただ乗りしていると非難しています。
ニュースだとどうしても日本とアメリカだけがフォーカスされるのですが、欧州とアメリカの関係も見る必要があります。
トランプ氏はNATO加盟国がロシアから攻撃されても防衛義務は米国に対する義務によると発言しています。
「NATOをぶっ壊す!」とまでは言っていないものの、NATO解体論につながりかねない発言です。
どうしても彼個人の発言が今まで過激とされてきたため彼自身の考え方と思いがちですが、流れを見ると彼のバックにいる人たち、米国の動きを反映しているように見受けられます。
欧州に対してもカネを出せと言っています。
ここで英国、米国が抜けてNATOがEU軍となり再度安全保障は個別に条約を結ぶかもという流れも出て来ました。
現在の英国のEU離脱に伴う動きですね。
トルコ、英国、米国の分離から欧州大陸軍の誕生か?
再編成の動きはまだまだ続きます。
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その間、西ドイツの再軍備検討も1950年に解禁され、ドイツ連邦軍が1955年11月に創設されNATO加盟。
こうした動きに対抗して1955年5月、ワルシャワ条約機構ができました。
ドイツを抑え込むことから東側諸国に対抗するという方向に変わったということです。
ドイツはソ連(ロシア)のおかげで囚われの身ながらも再軍備できました。
脱出まで後少し?
何かに似てますね(笑)
近年では自作自演というのが流行っており、例えばイスラム教過激派とかという敵役を作り、その為にはというものです。
が、当時は取り敢えずリアルな敵キャラがいました。
そのおかげで西ドイツは再度軍備を整えることができました。
さて、2015年3月、欧州委員会のジャン=クロード・ユンケル委員長はロシアに対する抑止力を確保するためEU軍(欧州連合軍)の創設を呼びかけました。
またまた出ました、敵キャラのロシア!
敵役がプーチンが大統領だと絵になるので更にハマる?(笑)
ユンケル委員長にとってはプーチン様々です。
ステマって怖いですね〜
プーチン大統領としては面白く無いかも知れませんが。
18年以上ルクセンブルクの首相を務めた政治家です。
このユンケル欧州委委員長は、先のBrexit(英国のEU離脱)について、「可能な限り緊密な関係を望む」と発言しつつも、「速やかに対処すべき」「今すぐ離脱の交渉を開始したい」「英国は離脱に際してそれなりの覚悟が必要だ」と言っています。
更には、「英国民は離脱に投票したのになぜここにいるのだ!」とEU離脱を推進したイギリス独立党(UKIP)に所属する欧州議会議員らに対し辛口の発言をしています。
そりゃそうですよね、英独立党は英国の欧州連合からの脱退を主な目的としていながら、欧州議会に議席を得ているんですから。。。
この辺からEUから英国除き、更にNATOからEU軍を分離させるという可能性がでてきます。
英国はEUからも実質的にはNATOからも離れ自前で経済も軍事も回していかなければならなくなるということです。
だから、英国はAIIBに米国を裏切って加入したんですね。
さらに今回のEU離脱騒動でスコットランドが餌に釣られ連合王国解体の危機も。。。
トルコのクーデター未遂騒動で米国のケリー国務長官はトルコのNATO追放の可能性を示唆しました。
英国とトルコを追い出して欧州大陸白人キリスト教徒共同体へ再編成ということでしょうか。
後はフランスとどう折り合いをつけるかですね。
これから問題となるのは南欧の債務危機とドイツ銀行問題辺りです。
2014年にオバマ政権下で日米安全保障条約の適用対象について騒がれていました。
特に尖閣諸島に関して。
そして大統領候補となるトランプ氏は日米安保は日本がただ乗りしていると非難しています。
ニュースだとどうしても日本とアメリカだけがフォーカスされるのですが、欧州とアメリカの関係も見る必要があります。
トランプ氏はNATO加盟国がロシアから攻撃されても防衛義務は米国に対する義務によると発言しています。
「NATOをぶっ壊す!」とまでは言っていないものの、NATO解体論につながりかねない発言です。
どうしても彼個人の発言が今まで過激とされてきたため彼自身の考え方と思いがちですが、流れを見ると彼のバックにいる人たち、米国の動きを反映しているように見受けられます。
欧州に対してもカネを出せと言っています。
ここで英国、米国が抜けてNATOがEU軍となり再度安全保障は個別に条約を結ぶかもという流れも出て来ました。
現在の英国のEU離脱に伴う動きですね。
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