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スタバはWindows PC? 「コーヒー界のアップル」日本上陸! 第3の波は日本の喫茶店?

スタバ、スターバックスですね。

「鳥取にスタバはないけどスナバはある」という発言の平井伸治鳥取県知事

後に、「すなば珈琲」というものができました。

タリーズは進出したのですが、やはり現在でもスタバはありません。




スタバはオシャレで先端的!

スタバでMacを使う人もチラホラ


でも、米国では実は「コーヒー界のアップル」というのがあるそうです。

それはスタバではありません。。。


スタバはどうも大量生産の雰囲気があるようです。

米国ではスタバを始め多くのカフェは、ファストフードスタイルと考えられています。

これらのスタイルの対局にあるとされるのが「コーヒー界のアップル」と呼ばれるカフェです。



また、これはコーヒーの第3の波とも呼ばれてるものに含まれています。

では第三の波とは?



この波の定義は米国でのものです。

先ず第1の波、ファーストウェーブは、1970年頃までの大量生産・大量消費の時代で浅煎りのコーヒー。

つまり薄味のいわゆるアメリカンコーヒーです。



第2の波、セカンドウェーブは、シアトル系コーヒーチェーンのことです。

薄味アメリカンからもうすこし味が欲しいというところから来ました。

深煎りになります。



1971年4月にワシントン州のシアトルでスターバックスが誕生しています。

シアトル系と呼ばれるタリーズコーヒーは1992年生まれです。

エクセルシオールは外資系っぽく、シアトル系の雰囲気がありますが1999年の日本生まれです。



さて、第3の波、サードウェーブ。

これは2000年代とされています。

セルフ式カフェでチェーン店の画一化した味からもっと個性を求める動きが出てきているようです。



自家焙煎の動きが出てきました。

「マイクロ・ロースター」呼ばれています。



ローストつまり焙煎、生豆を火で炒ることですね。

これを工場でやらずに自分でやってしまおうということです。

超小型ロースター 焙煎機

例えば、ビール業界では大手ビール会社とマイクロ・ブルワリーの別があります。

マイクロブルワリーは地ビールともいえます。

大手ではとんがった味を出せなくても小さいところなら個性的なものができます。

そういった規模と個性のマイクロというものがあります。


また自家焙煎とチェーン店のコーヒーは、例えると、店に厨房があってそこで作って販売するのかセントラルキッチンから配送されるのかといった感じですね。


大雑把にいうとマクドナルドとモスバーガーのようなものでしょうか。

どこの農家の食材か分かる、でもチェーン店。



確かに、昔の薄味コーヒーよりは良いのかも知れませんが、大量生産大量消費で個性が感じられないようなところがあるということで第3の波を形作るものとなっているようです。

第3の波という新潮流もやはり西海岸でした。



味にこだわるのはもちろん、産地にもこだわります。

焙煎してから時間を置かないこともポイントです。

更に、画一化でなくローカル色や個性を出しても良い、がチェーン店です。



波なので、やはり規模というものがあります。

脱サラしてコーヒー店というのが昔ありましたが、個人経営の雰囲気をもったチェーン店。



その第3の波の中で「コーヒー界のアップル」と呼ばれるものがブルーボトルコーヒーです。

2002年に設立されました。

ベンチャー・キャピタルから資金を集めています。

個人経営の脱サラ珈琲屋ではなく、チェーン店です。



サンフランシスコの東のオークランド開始し、2010年にニューヨークに進出。

目の前で豆を挽いて出すブルーボトルです。

手間ひま掛けるということはちょっとお高い、でも売れている。

そんなコーヒー店です。


学校のMBAでなくパソコンのMBAを見ながらコーヒーを飲むのが第2波なら第3波はバリスタと会話も楽しむ。

ブルーボトルコーヒーの他に、ノースカロライナのカウンターカルチャーコーヒーやシカゴのインテリジェンシアコーヒーも第3波に分類されます。

ただ、スターバックスも以前は個性的だったようです。

が、成長するにつれ多くの人に受入れられるテイストに変化し効率化。。。



実は、第3の波の一つブルーボトルコーヒーは日本の影響があります。

創業者はアメリカでは見かけないサイフォン式やドリップ式のコーヒーに大きな影響を受けました。

19才の時です。



コーヒーサイフォン

現在でも都内でいくつかのお気に入りのコーヒー店があるそうです。

彼の評価は、日本のコーヒー文化は米国以上に洗練されているとのこと。。。

そしてこのショップが東京進出をするということです。



意外にも日本にルーツがあったということです。

でも、ビジネスなのでコーヒーにこだわる個人商店の雰囲気を出しつつもチェーン店。

最近のカフェだと「すなば珈琲」とかコメダ珈琲店がローカル色という意味では近いのかも知れません。

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