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上海期限切れ肉問題 中国と米国での内部告発 米親会社OSIグループの対応は? [健康]

上海福喜食品有限公司で昨年まで品質管理担当者だった男性が、食肉生産日の改竄を強制されたなどとして訴訟を起こしていました。

結果は会社側の勝訴でした。


米OSIグループの上海福喜に2007年から2013年まで務めていた男性が昨年起こしたものです。

生産日改ざん指示、残業の強制、洗浄剤使用による被害などです。

証拠が不十分だとして退けられました。


今回中国の米国に対する、といった話が出ています。

もしそうであれば昨年の段階で、勤務している人間の訴えを聞いていたでしょう。



中国のテレビが潜入取材して、当局も出てきた。

だから、「想像しろ」。

そういう人がいます。



言いたい事はわかります。

想像するのは自由だし、することもできるし、理解もできます。

「想像」を強制し、そうであると信じさせるのはいささか乱暴でしょう。


ひょっとしたらその部分だけしか見ていないのかもしれません。

よく言えばですが。


日本のものでさえ産地を気にするご時世です。




もう一つ、米国側でも内部告発が出ています。

米国の工場で勤務していた人からの告発です。


肉が床に落ちてもそれをパックしていた。

唾や汗が入った。

手洗いもやる人間は殆どいなかった。

これらは作業員のことです。


検査官もいました。

米国農務省(USDA)の検査官はほとんど寝ていたようです。

現場に実際に行く事は殆どなく工場の別の部屋にいただけのようです。



今回の件は、ほぼ中国が〜という話になってしまいました。

稀に、この会社は米系だから中国政府が云々。

だから、「分かるよな!」

とか。


なぜ日本人が外国の肩を持つか分かりません。。。

その前に裁判で会社側の勝利だったし。。。



2013年の中国での裁判と米国での内部告発



親会社のウェブ上の対応としては、中国での問題として中国のサイトでしか知らせていませんでした。


次に、親会社のサイトに中国での問題として、それは個別の分離された問題としていました。

ここで表現が「中国の顧客(all of our customers in China)」となっています。


そして、日本語訳が出てきました。

ここでは修正された部分がありました。


以上がウェブ上での親会社の時系列の対応状況です。



そもそも米国でケンタッキーフライドチキン(ヤム)とマクドナルドの対応の違いを取り上げています。

マクドナルドはいつまでもオーエスアイと手を切れないでいると。


オーエスアイの設立は1909年と古いのですが、1950年代レイ・クロックがマクドナルドに関わりオーエスアイが納入業者となりビジネスが拡大します。

グローバル展開も、丁度自動車会社に部品会社が付いていくようなものでしょう。

自動車部品と違いナマモノなのでより物理的地理的に近い関係になるのでしょう。



日本でも、レイ・クロックの本が話題になりました。

ソフトバンクの孫さんとユニクロの柳井さんが推していたからです。

彼らがいいと言えばもうビジネスパーソンのバイブルのようなものです。



『成功はゴミ箱の中に』という自伝はこうして売れました。

タイトルの意味はこうです。



「競争相手のすべてを知りたければゴミ箱の中を調べればいい。

知りたいものは全部転がっている。私が深夜2時に競争相手のゴミ箱を漁って、

前日に肉を何箱、パンをどれだけ消費したのか調べたことは一度や二度ではない。」



特に読んでいて変な感じはしませんでした。

料理人が下げられたものから先輩の技を盗むような感じなのだろうと。

日本的ですかね。



ですが、今回、他のサイトを見ても分かる通り、別の意味というか文字通りの意味になりました。

ゴミ箱とハンバーガー。。。


食べたく無いですよね、そんな肉。

素晴らしい本が台無しです。


そういえば柳井さんのユニクロも中国での製造です。

でも品質で中国だから〜という話は聞いた事がありません。

そういったこともあって『成功はゴミ箱の中に』が売れたのでしょう。


そんな中マクドナルドのサラ・カサノバ社長はできる限りの対応はしています。

上海福喜食品有限公司も米マクドナルドのグループが使うから日本マクドナルドもということだったのかもしれません。

選択肢が少なかったのかどうかは分かりませんが、大変ですね。


全ての中国製チキン商品の調達を中止し、販売するチキン商品は全てタイ製のチキンを使用したものとなるということです。

タイのマッキータイランドとカーギルタイランドの2社のものを使うことになります。



オーエスアイは米国側の元従業員の内部告発に関しての問い合わせには応えていません。

OSIは「オー・シー」と発音するそうです。

何を見ればいいんでしょうか?


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上海期限切れ肉問題で現地KFCは取引停止、マクドナルドは継続 ブランド企業の調達問題

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上海期限切れ肉問題で現地KFCは取引停止、マクドナルドは継続 ブランド企業の調達問題 [健康]

上海福喜食品有限公司の問題で米二大ファストフード会社の対応が違って来ています。


上海福喜食品有限公司という中国の会社は米系の食品製造会社で取引先はファストフードチェーンなどです。

この問題に対して日本では米系というのを適切に伝えていないと発表しているメディアも出ています。


今回は日本人にとっては中国食材の問題なので、中国の会社が、という話になってしまいます。

構図としては、中国対日本です。


実際のところ、上海現地の人も被害を蒙っています。

更には米系ですが、グローバル展開しているファストフードチェーンも打撃を蒙りました。


KFC(ケンタッキー・フライド・チキン)とマクドナルドです。

KFCのオーナーはヤム・ブランズです。


どちらのファストフードチェーンも中国人に取っては海外の会社ですが、原材料は現地調達です。

更に、KFCとMcDonald's(マクドナルド)も当然別会社ですが、調達は同じ会社でした。

一般消費者に取っては海外からやってきたちょっとオシャレな別のお店ですが、作っているのは現地のものを使って製造している工場です。


両社は直ちにこの工場との取引を停止しています。

危機管理がしっかりしていますね。


親会社の米オーエスアイは今回の件は個別の出来事と話しています。


ただし、KFCの中国ヤム・ブランズは中国のOSIとの取引を全面的に停止すると発表しました。

調達先を他社に変更するということです。

ヤムにとっては主要な調達先ではないとのことです。



一方マクドナルドはOSIとの関係は維持する方向です。

マクドナルドにとって中国は店舗数ベースでは世界第三位の市場規模です。


米オーエスアイの声明文の一部にあった工場設備の話はマクドナルドとの結びつきが強いもののようでした。

サプライヤーの選定基準というものはあっても、実は二人三脚的だったのかもしれません。


米オーエスアイのコメントとマクドナルドのコメントが似ているのも偶然ではないのでしょう。

売上に占める割合の偏りという営業のよくある課題がありますが、今回は購買調達の課題が注目を集めています。

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美奈子、バセドー病手術で入院 病名の由来は? [健康]

タレントの美奈子さんが25日から入院していることを明かしました。

ビッグマミィの林下美奈子さんです。


今年の6月24日の公式ブログでバセドウ病を患っていたと発表しています。

このとき、7月に手術を行うしていました。

予定通りですね。



手術とは、甲状腺の全摘手術のようです。

入院して静かすぎるので落ちつかないようです。

普段は子供達に囲まれて暮らしていますからね〜



さて、このバセドー病ですが、治療には3つの方法があります。

内服療法、外科療法、放射性ヨード内服療法です。


内服療法は一定期間薬を飲み続けることです。


外科療法は、手術ですね。

傷跡が残ります。

それから術後薬を飲まないといけなくなる場合があります。


放射性ヨード内服療法は、放射性ヨードをカプセルに入れて内服します。


今回の件は、2番目の外科療法です。

甲状腺を手術で切ります。



甲状腺は、喉ぼとけの両側にあります。

鎖骨のラインの上ですね。


左右に1個ずつありつながっています。

形は違いますが、脳も左右あってつながってますね。


甲状腺は、新陳代謝を促進するホルモンを出す重要な役割があります。

これが無くなると生きていけないといわれます。

だから術後薬を飲み続けることになるんですね。



バセドウ病は過剰に甲状腺ホルモンを作る病気です。

甲状腺を刺激する抗体が原因と考えられています。



さて、有名人でバセドー病(甲状腺機能亢進症)といえばサッカーの本田圭佑選手。

バセドー病についても、その手術に関しても、本人からの発表はありません。


インタビューなどでは、「一度も、自分の口から手術したなんて一言も言っていないし、今自分がここにいるということだけで十分じゃないですか」と発言しています。

中東での試合で解説者がロシアから来てキツいのだろうと話していました。

実はこの時その症状だった可能性もあります。


ただそれは流されたようですが、眼球突出のように見えるのは隠しにくかったようです。

その後、ACミランに移籍しました。

本田選手の首元に横10センチ程度の手術痕が見られました。


これはバセドー病の手術の痕だろうということで、上記のような質問にたいする返答が来ました。



バセドー病という名称は、ドイツの医師の名前から来ています。

でも英語だと別の名前になります。


1840年にこの病気の研究発表をしたドイツ医師カール・フォン・バセドウに因んで名づけられました。

それでバセドウ病としています。


医者のサイトで、グレーブス病とかGraves’ diseaseと併記してあるのがあるようですが、同じ病気です。

それぞれ別々に発見したため名称が異なるということです。



日本の場合は歴史的に医学は大陸ヨーロッパ系のものを取り入れました。

現在は英語が主流なのでロバート·ジェームス·グレーブス発見のグレーブス病になるのかもしれません。


昔は医学ドイツ語なんてありましたが、現在はカルテでも英語が入っています。

ということで、病名の由来は発見者の名前から取られています。

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上海期限切れ肉問題で米親会社OSIグループが謝罪 日本語訳登場! [健康]

昨日、上海福喜食品有限公司の米親会社謝罪の記事を載せましたが、その後確認したところ、日本語訳が出ていました。


オーエスアイ・グループ(osigroup)の公式サイトでは以下のようになっています。

*** ATTENTION *** Statement from OSI Group CEO Regarding Shanghai Husi

として、トップページの一部にリンクを張っていました。



その後、「Statement from the Chairman-Japanese translation」が追加されています。

こちらは、PDFファイルとなっています。


タイトルは「OSIグループのオーナー、会長兼最高経営責任者のシェルドン・ラヴィンによる声明文」です。


当サイトを見てどなたか問い合わせをしてくれたのでしょうか。

中国国内の問題に止めようとし危険なものを口にした日本の顧客が無視されているような雰囲気と謝罪文の中に会社設備の自慢が入っているのを一般の日本人が読んでも何とも思わないように見える点がありました。

文章構成で自社の栄光の歴史云々はいいとして、それに加えて現在の最新設備がというのを挟み込むのは英文でもちょっとやり過ぎではないでしょうか。

コミットメントという言葉を混ぜていても、自信自慢のカルチャーが出過ぎがちになります。


出来るかどうか聞かれた場合、各国人の反応

【アメリカ人】「出来るに決まってる!(実際は不明)」
【フランス人】「ドイツ人よりは先に出来る」
【ドイツ人】「フランス人よりは先に出来る」
【日本人】「出来ません/難しいですね(出来る)」


翻訳者が良かったようで、ざっと見たところ原文の英語をそのまま日本語にしていません。



因みに日本では2つの会社があります。

新宿区にあるグループ会社の営業事務所と愛媛県にあるオレンジベイフーズというハンバーガーパティの製造会社です。




中国子会社の顧客に日本の会社があることが配慮されている翻訳となっています。

考えてみると中国の食品問題でオーナーは実は外資というのが今まであったかもしれません。


また日本人が読む謝罪文に、英文でよくありますが、自慢と取られかねない箇所は削除されています。

火に油を注ぐようで感じ悪いですからね。



原文:On behalf of Husi and OSI, I sincerely apologize to all of our customers in China.

PDF日本語訳:上海福喜食品とOSIを代表して、日本の皆様に心よりお詫び申し上げます。


原文:We are very proud of our newest state-of-the-art facility in Henan. It reflects our confidence and commitment in China. We are also pleased that local Chinese authorities have inspected all our other facilities and have found no issues.

PDF日本語訳:中国当局による検査の結果、中国国内の当社のほかの施設においては問題がなかったことについては安堵しております。


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上海福喜食品有限公司の賞味期限切れ鶏肉 どこまで広がるのか?

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期限切れ鶏肉問題の親会社謝罪 影響範囲は? [健康]

中国の期限切れ鶏肉を混入した上海福喜食品有限公司の親会社が謝罪文を載せています。

上海福喜食品有限公司は米系です。

この問題は中国の事としてグループの中国ドメインでしか扱っていませんでした。


24日現在、米オーエスアイ・グループ(OSI)は注意書きでリンクを張って中国の顧客に対して謝罪しています。

ただ、問題は中国内だけでなく国外の顧客もあるということです。


この会社のポーランド工場はマクドナルドの主要納入業者として北欧や東欧にも輸出しています。

すると国外でも使われるのは分かっているのですが、表現が非常に微妙です。


概要は、中国の顧客に謝罪する。

100年間安全な食材を提供してきた。

上海の問題が起きた時直ぐに専門のチームを派遣した。

河南省の設備は素晴らしく、当局が全ての設備を検査し問題が無かったことは喜ばしい。


以上が親会社グループのCEOの言葉となります。

一方顧客である日本の社長の発言が問題となっています。。。




懸念されていた上海福喜食品の食材の影響範囲ですが、日本ではマクドナルドとファミリーマート2社のみのようです。

これは輸入会社の聞き取り調査によるものです。



これで影響範囲は確定されたのですが、新たな問題が起こりました。

ファミリーマートの社長の発言が波紋を呼んでいます。


上海福喜食品以外の中国の会社を探すというものです。

これに対して日本の消費者は怒りを覚えます。


中国食材という言葉に過敏に反応するようになっています。

難しいですね。


セブンイレブンなどでは「該当する鶏肉は扱っていない」としていますが、上海福喜食品以外の会社のものを使っているということでしょうか。


今では表示されていなければ安い中国食材が入る時代です。

ファミマの社長の失言といったところでしょうか。

他社はやっていても社長として発言内容を考えるべきなのかもしれませんね。


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上海福喜食品有限公司の賞味期限切れ鶏肉 ファストフード、コンビニ、弁当屋、ファミレス、冷凍食品 どこまで広がるのか? [健康]

日本マクドナルドやファミリーマートなどが販売しているものに上海福喜食品有限公司から仕入れていたことが分かり販売中止等の措置を取っています。


上海福喜食品有限公司は中国国内で保存期限切れの食肉などを供給していたとされています。

供給を受けて販売していた現地企業は謝罪していますが、日本国内にも飛び火しています。


上海福喜食品有限公司は米オーエスアイ・グループ(OSI)の企業です。

1909年にシカゴで設立された食肉加工会社です。

本社はイリノイ州オーロラにありグローバルに展開していますが、ウェブのトップページではこの件は掲載していません。

あくまでも中国の問題として中国サイトでの発表となっています。



現在、日本マクドナルドやファミリーマートが発表していますが、食材を中国に頼るという状況を考えると広がるのではという懸念があります。

ファストフード、コンビニエンスストアが目下の対象ですが、それ以外にも自然と考えられます。

弁当、ファミリーレストラン、カフェなど。

更に、冷凍食品も。


米スターバックスや、米バーガーキングなどにも影響が及んでいる状況を見るとかなりの範囲が予想されます。



立ち食い蕎麦が茶色いうどんだったという話があります。

消費者に行き渡る段階で表示の規則が違うために起こる問題です。

また和食といっても材料は海外のものというのは近年では非常に多いものです。



食品の安全性管理について日本マクドナルドは「HACCPによる衛生管理」を謳っていました。

HACCPはハサップまたはハセップと呼びます。

HACCPはHazard Analysis and Critical Control Pointの略です。

危害を起こす要因(ハザード;Hazard)ということで安全をいかに確保するかというものです。


これが意味をなしていなかったということです。




HACCPに関しては厚生労働省や農林水産省のページを参考にするとよいでしょう。


今後どういう展開になるかは不明ですが、2社だけというのは考えにくいといったところです。

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ドクター中松86歳、ガン告白 健康長寿の秘訣は誰に聞けばよいのか? [健康]

発明家のドクター中松こと中松義郎さんが6月26日、昨年12月に末期がんと診断されたことを記者会見で発表しました。



2014年(平成26年)2月9日に東京都知事選挙が執行されました。

これは、猪瀬直樹氏の2013年12月24日辞職によるものです。



この間に、2013年12月末、中松氏は都知事選の立候補前に検査入院しました。

そこで前立腺がんと診断されています。



明けて、2014年1月8日、中松氏は記者会見で無所属での出馬を表明

2014年1月23日告示、2014年2月9日選挙執行


結果、1991年回東京都知事選挙の出馬から数えて7回目の落選となりました。

2014年2月11日に舛添要一氏が正式就任しました。



日本記者クラブで中松氏は、病名は「前立腺導管がん」で、医師からは「余命は来年末(2015年末)まで」と宣告されたと発言しています。


日本記者クラブは1969年に設立された千代田区内幸町にある団体です。

都議会でセクハラで話題の塩村文夏都議の記者会見は日本外国特派員協会でした。

こちらは、千代田区有楽町にある日本が占領下の1945年設立の団体です。

似ていますが、日本記者クラブと日本外国特派員協会は違うんですね。

都議会でセクハラはどっちもどっちのような感じですが、女の敵は女という声もでています。



さて、ドクター中松ですが、「大変ショックだった」と語っています。

彼は、人の寿命は最大144歳まで可能と論文を書いたそうです。

120歳まで生きると言っていたと思っていたのですが、違うんですね。

144歳ですか。



ヤフ知恵で、5月に「ドクター中松氏は、120歳まで生きる可能性高いと思いますか?」という質問が出ています。

この時は発表されていない時期ですね。。。



ただ、発明家らしく「新たな治療法の発明にかけたい」と言っています。

ドクター中松は86歳ですが、実は6月26日は氏の誕生日でした。



1991年に創設されたイグノーベル賞というものがあります。

ちょっと冗談のようなもので、ハーバード大学のサンダーズ・シアターで授賞式が行われます。

笑いのネタを提供してくれた人物にたいして与えられる賞です。


が、ドクター中松・ショップでは、内容として逆になっています。

受賞したのは事実ですが、イグノーベル賞は、ノーベル賞の上のノーベル賞と言われてはいない筈です。。。

受賞理由は、従来の栄養学を根本から変えたドクター・中松のReBody理論に対してです。



と、ここまででいわゆるトンデモ理論としてネタにされているのですが、只ドクター中松は長年自分自身でデータを取ってきたことがすごいのです。

食事の写真を1万枚以上撮り、検証してきました。

ちょっと期待していたところもあり、残念です。


ただ氏は頭においしいというものを出しており、寿命と他のものと揃って成り立つというのが難しいのかも知れません。

何とか健康法の指導者で意外に早く亡くなるというのも稀によくある話です。

そうするとその会は方向性を失うこともあるそうです。

健康と長寿はやはり別のようです。



本当は健康長寿でありたいし、美容健康長寿がいいのでしょう。

中々そうもいかないんですね。

永遠の命というドラマのサブタイトルがありますが、不老不死とか不老長寿とかも一大テーマですね。

不死はテクノロジーの領域かもしれませんが、長寿なら意外と近くにヒントがあるかもと期待してしまいます。



ドクター中松には少し期待していただけに残念です。

とはいっても存命ですが。



ドクター中松は、一日一食がいいと言っています。

これが頭を良くし、長寿にもなるとのことです。



南雲ドクター、南雲吉則医師もそうですね。

こちらは若さを追求しているところが大きいようです。

20歳若く見えるために私が実践している100の習慣 / 南雲吉則

ごぼう農家は彼に足を向けて寝られないというほど一時ブームになりましたよね。

元々は家系的に比較的早く亡くなっていたところから、これではいけないと考え研究を重ねた結果です。



もちろんこれに対して反論する医師も出ました。

それじゃあ栄養が足りない、と。


医者といっても様々です。

一日一食派、少食派、一日三食派、腹八分目派、最近だと反腹八分目派。。。


で、結局医者が言うことが正しいとは言いますが、このようにバラバラなのが実情です。

医者は正しいとか医学は正しいという考え方自体が正しく無いんですね。

常識は変わるからです。

有識者だから大丈夫とは行かないようです。


医者の不養生という言葉がありますが、理屈自体間違っている可能性だってあるのです。

本屋さんで医者の書いた健康法とか長寿の秘訣を一度に買えば、じゃあどれが正しいのということになります。

結局信じる信じないという、科学とは別の方向に行きそうで意味なかったりすることも稀によくあります。


とすると自分で試すしかないのでしょうか?

やはりそこは先例があります。

先人の経験に学ぶということですね。


理論より経験ということではありません。

言いっぱなしの理論で果たしてその医者が責任を取ってくれるのかということです。

文字通り寿命ですからでお仕舞いになるのが関の山です。

泣き寝入りとは言いませんが、後付け理論ですよね。



経験も正しいかどうかはっきりしないんですね。

偶然性が高いからです。

再現性が低いともいえます。


偶々その人がそれほど意図せず高齢だったと。

要因って抜き出すのが難しいかもしれません。



高齢の秘訣として長寿県の食べ物はというものがありました。

このランキングって毎年変わるのであまり当てにはならないでしょう。


というか、野菜をもっと食べましょう、肉は控えめにと言われる中、沖縄では豚肉をたくさん食べるから長寿だ。

野菜信仰の中、豚肉を食べようでした。

現在は肉も食べた方がいいよという方向に切り替わっているようですが。

こういうことも稀によくある話です。



さて、長寿県というアイディアもあんまり当てにならないとするとどうすれば。。。

全国的に長寿で知られるようになっても老後が心配という愛知県の双子姉妹、きんさんぎんさんでしたが今でも関連本が売れているそうです。

こういった事例を参考にするのも有効なのでしょう。

ただ、本人が考えて長寿になったというより結果として長寿でした。



ドクター中松のように自らを観察しつつ長寿という人はというと、聖路加の日野原重明さんかと思います。

芸術家の岡本太郎さんと同じ年の生まれなんですね。


彼の講演会は真剣にメモを取る人が多いんですね。

命がかかってますから。

クスッと笑い声が漏れてきそうですが、真実というのはこの辺にあるんですね。



詳細は本とか講演会で確認して欲しいのですが、「太りすぎると長生きできない」と考えているようです。

これは外見ですが、まず摂取カロリーの計算をしっかりしています。

体重も毎日測定してます。


基本的には食事ですが、体を動かす必要もあるようですね。

運動というよりも仕事で生活で動いている感じです。




120歳を目指しているそうです。

100歳を超えていて自分自身の体を観察しているわけで説得力はあると思います。

NHKきょうの健康DVD6巻+日野原重明 健康長寿の秘密




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カネボウ、白斑様症状の補償は? カバーメイク製品は? 傷痕との違いは? [健康]

カネボウ化粧品は昨年7月同社の美白化粧品の自主回収発表しています。

これは、同社医薬部外品有効成分「ロドデノール」配合製品に関する問題を認識し対応しているということです。



同社は訪問活動を行っており、回復度合いはまばらであり、6/26に補償内容の見直しの発表を行いました。

症状は白斑様症状であり、同社「ロドデノール」配合製品を使用したため引き起こされたものです。

色白と白斑とは別で、全体的に肌の色が薄くなることが期待されますが、白斑は色抜けです。



見えない見え難い部分なら個人で対処もするかも知れませんが顔の場合は困ったものです。

そこで今回、発症された方への訪問活動を通して様々な方がいることがわかり、補償内容の見直しを行っています。

同社の美白化粧品であるロドデノール配合製品のご使用により肌がまだらに白くなる白斑様症状を発症した客に対する適正な内容の補償を行うとしています。



補償内容としては以下のようになります。

(1)医療費・交通費
(2)精神的慰謝料
(3)休業補償



また同社は、本来の素肌の色に近づけるための「カバーメイクアップ専用品」を開発しました。

治療を続ける間に利用するもののようですが、こちらはお客さま対応室にあります。



詳細は、カネボウ化粧品のサイトで確認願います。



白斑様症状と傷痕との違いは色として逆ですよね。

カネボウ化粧品の「カバーメイクアップ専用品」は色抜けした白いところに色をつけるような感じです。

逆に、赤や茶色の傷痕だと薄くしたいですよね。

本来の素肌の色って大切ですね。



皮膚の薬/ケロイド・傷跡 アットノン





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白い斑点 白くなるって美しい? [健康]

6月20日(金)に福島から被曝牛連れて農水省前で抗議したというニュースあります。

原発周辺の牛たちの皮膚に白い斑点が生じているためその理由を調査するよう政府に求めています。

ちょっと分かり難い写真でしたが、被曝すると白くなる可能性があるんですかね。



最近皮膚が白くなるというのだと、カネボウの件があります。

白斑ができたというものです。

化粧品かぶれ、アレルギー性皮膚炎とは別の症状です。

「白斑様症状」というキーワードで探すとカネボウの件になるようです。


美白製品は肌の色を白くしたい、全体的にムラなくというのがあります。

ですが、今回は斑点のようにポツポツと皮膚の色が抜け落ちているところが出ました。



この皮膚の色が抜け落ちるというのは、老人性白斑にあります。

老人になると色素が強く出る部分があったり色が落ちるところが出たりします。

こちらは「自然」になるわけです。

化粧品の場合は、斑点は「自然」ではありません。



カネボウの化粧品を使って斑点が発生したということで医者の間でも多少話題になっています。

そこで例としてマイケル・ジャクソンが挙ります。

マイケル・ジャクソンは実は白斑症、尋常性白斑という皮膚疾患に罹っていたそうです。

一般にマイケルは白人になりたかったからといわれています。

実際は、夏に日焼けして皮が剥けるように、皮膚の色が抜け落ち白斑症となったようです。

皮膚の色がまだら模様のように違ってきます。



年齢的に「自然に」そうなるのは仕方がないかもしれませんが、原発や化粧品で色が抜け落ちるのは嫌ですね。



少し前にインドで話題になった肌の色の偏見を無くそうというキャンペーンがありました。

白い肌が素晴らしいという強迫観念を取り除こうというものです。

褐色肌にたいする偏見を無くそうというものでした。



インドに限らず肌の色が白い方が美しいという考えはアジアでも広くありますが、インドの場合自分たちは白人だという意識があります。

実際にそういう人もいます。

これは人種的に白人だということです。

皮膚の色は褐色でも形質として白人であると。

インド人の中でも比較的肌の色が薄い人と褐色の度合いが強い人がいますが、薄いほうが良いとされているようです。



更に自分たちは英語を喋るということでその観念が強化されます。

そして現実には「本物の」白人がいるわけで、その下に入ることになります。

その他の褐色の人は彼らにとって「白人」の下に位置するようです。

彼らはその位置が心地よいのでしょう。

もっと皮膚の色の濃い人や、形質的に又は言語的に「白人」でない人が下にいるからです。

そういえばカースト制度ってありましたね。。。



何年も前からですが、インド人はアメリカ社会でのし上がり大企業の中で要職を占める人も出てきました。

その英語は全くの白人英語の人もいます。

長い時間掛けて真似をしたそうです。



また、コールセンターがインドにあるのも有名です。

インドではトレーニングの一環としてハリウッド映画など米国の映画を見せるようです。

音声として「白人」になるようにトレーニングしています。



インド系の中の「白い」は結構根深いものがあります。

ダーク・イズ・ビューティフル」キャンペーンはどこまで考えてのものかは分かりません。

現実の問題は実はもっと皮膚より内側のことです。

いくら改造しても元々「白い」の下位なんですね。

改造しなければという考え方自体が劣位と意識させられているとは思わないのでしょう。

インドはアジアと日本人が勝手に思っているだけなのかも知れません。



募金活動で映し出される児童の画像は基本的に黒人です。

では、手を差し伸べる人は?

困っている人を助けるのはいいのですが、困っている=劣っているになっているようです。

劣っている人に手を差し伸べる人とは。。。



一昔前ガングロというファッションがありました。

といってもそんな前ではない筈なんですが。

ガングロ、コギャルというのは2000年代に存在してました。


日サロ(ひさろ)、日焼けサロンのことですね、という言葉はそれ以前ですね。

ファッションであり、人工的な部分もありましたが、基本的には日光というのはネガティブのようです。



考えてみれば肌の色と健康って違うんですよね。

皮膚の問題は色々あり悲しい現実が出てきますが、健康的な皮膚の方がいいですね。

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温泉施設でレジオネラ菌に感染 レジオネラ菌とサルモネラ菌の違い [健康]

埼玉県は公衆浴場法に基づく処分(営業停止命令)を6月14日発表しました。

担当の課は、保健医療部生活衛生課です。


5月27日(火)から6月2日(月)までの1週間で、レジオネラ症発生届を受けた男性3名の患者が同一の入浴施設を利用していることが判明しました。

患者は高齢者で60歳代が2名、80歳代が1名でした。

そのうち66歳の男性1名は死亡し、2名は回復、もしくは回復に向かっています。



最近は遺伝子パターン、DNAという言葉がよくニュースに出てきます。

判明したのは遺伝子パターンの一致です。

湯楽(ゆら)の里北本店を利用した患者の菌と当該施設から検出された菌との情報が一致したためです。


ここで出たレジオネラ(Legionella)菌は公衆浴場で見つかるようです。

症状としては発熱、呼吸困難等を引き起こします。



レジオネラ菌は、基準としては、100ミリリットル中10個未満である必要があります。

今回は、10個のレジオネラ菌が検出されました。

また、患者から検出された菌と遺伝子パターンが一致しています。

営業停止処分は、菌の不検出を確認するまでの間続きます。


入浴施設は昔なら銭湯か温泉でしたが、銭湯が廃れて行く中でスーパー銭湯といったレジャー型の施設が増え、コンビニエンスストアなどのように24時間営業のところが増えています。



レジオネラ属菌は、循環式浴槽(24時間風呂など)などで繁殖し感染源となります。

浴槽水は、温かく栄養分があり、内部及び配管に滑り気のある膜ができます。

この膜を生物膜(バイオフィルム)といい、ここにレジオネラ菌が繁殖しやすい環境となります。



対策は施設側の洗浄と水質管理になります。

利用者側としては異常があれば医者にかかるしか無いのかも知れません。



ちなみに、似たような語感の言葉にサルモネラ(Salmonella)菌というものがあります。

こちらは、生卵に関連してよく出て来るものです。

下痢症状を起こすものです。





違いとしては、レジオネラ (Legionella) は、発熱や呼吸困難、肺炎などの症状を引き起こし、サルモネラ (Salmonella) が、食中毒の原因となるのが一般的と覚えておけばよいでしょう。

ニュースで入浴施設となるとレジオネラ、食中毒はサルモネラが多いようです。

語感が似ていてサルモネラはどこかで聞いたことがあるので混同してしまいがちです。

しっかり対策したいですね。

浴槽・洗濯槽の雑菌、レジオネラ菌などを除菌!浴槽の湯垢も防げる!




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