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英国のEU離脱問題の次は? 米大陸の方は? [海外]

連合王国(UK)、英連邦王国、イギリス連邦という複合体の三層構造。

アメリカ合衆国は、構造として英国に何だか似ていませんか?

という話でした。



外交を見ていると英国のコピーという感じのする米国です。

棍棒外交とか砲艦外交とか。。。


脅して条約を結んだ後に、「法治主義!」とか。

その前の脅迫はキレイに削除(笑)

アヘン戦争とかありましたね。



幸いにして日本には徳治主義という言葉が残っています。


法治主義が一見至高のように聞こえてしまうのですが、その上に徳治主義があります。

この辺は日本をよ〜く見れば分かる筈です。

徳、それは仁。

どこに使われているのか考えれば日本が分かりますよね。

思いやり、ですね。



アメリカ合衆国は、出自が元々は英国の植民地ですので、まぁそうなるのも自然ではあります。

アメリカにおいて民主主義は最高の状態に達した、と言っています。



で、その「民主主義」はギリシャから。

古代ギリシア、ローマ、西欧、そしてアメリカという偉大なる系譜。

らしいです。


さて、その古代ギリシャの民主主義は、奴隷に立脚したものでした。

奴隷制度があってこそ考える暇のある哲学者が生まれたとも言えます。


そういえば米国は奴隷制度が。。。

確かに古代ギリシアを踏襲していると言えますね。

奴隷制度に立脚した民主主義は米国で近代に最高の状態で開花した!?



その奴隷は、目に見えるのでは黒人。

奇妙な果実(Strange Fruit)として物理的に吊るされていました。

物理的には現在無くなったとしても、彼らには奴隷制廃止以降も這い上がれない未来が目の前にまだ残っています。


黒人で、男性として生まれたら人生終わりと、ファーガソンの事件があった辺りから出ていました。

そして更にその奴隷以下の存在。

それでも黒人オバマ大統領は法に従えと。



人ではなく、北米大陸に生きている何かの野生動物として扱われたのがアメリカ原住民。

アメリカ先住民

アメリカだとNative Americans、カナダだとFirst Nationsになります。

アメリカ先住民、いわゆるインディアンでした。

現代でもカナダは原住民がレイプされ虐殺されても捜査を拒否するというのが伝統でした。




元々は広々とした大陸で動き回っていたであろう彼らは、現在は居留地という範囲に生き残りが押し込められた状態です。

保護され、酒飲み、酔っぱらいと見せ物として扱われています。

もとからそうでは無かったのですが、それが民主主義最下層に組み込まれました。



太平洋側のハワイでも原住民がいました。

結局、独立は維持できず、併合。。。


赤とも黄色とも表現される肌の色の人間。

私たち日本人と同じ肌の人たちです。



アメリカの西部開拓

西へ、西へと。

東部、中部、南部、アラスカ、西部、ハワイ

保護国

キューバ、グアム、サイパン、フィリピン

スペインから奪った地域をつたって日本、中国に足をのばしました。

合衆国、States




英国の欧州連合離脱という事態のアナロジーで考えると、各地域は合衆国から分離し、別の国に入ることもあり得るということです。



世界中の時計の針が既に逆に回り始めていたとしたら。。。



あるいは独立も。

南部、テキサスは「テキサス併合」の歴史がありました。

これが逆行するとすればメキシコに?

アラスカはロシアに?

中部や西部は独立?

ハワイも王国に?


東部は建国当時の13州でここがアメリカに?

グアム、サイパンは太平洋の緩やかな地域国家に?

その先のフィリピンはバナナの栽培から開放されるか3つの連邦国家に?




独立宣言、そしてパリ条約でイギリスから独立!

13植民地が主権国家になりました。


これがアメリカの始まり。

コアの部分ですね。


後は拡大の一手!



といってもまだまだ西欧列強は強かった。

イギリス、フランス、スペイン



例えば、スペイン

メキシコとして独立の前は、ヌエバ・エスパーニャ


更に、メキシコからの独立をしたテキサス

1836年からテキサス共和国という名前でした。



だから、テキサスがメキシコに編入されると予想する人がいても不思議ではありません。

しばらくして、アメリカ合衆国に併合されました。

1845年、併合そして28番目の州として加盟。



アメリカは一体というのは近年のこと。

南部の連邦政府への対抗意識やテキサスの独立意識は歴史を見れば分かります。



スペイン、メキシコ、テキサス。。。

元々南側はスペインの影響が強く、それは海でフィリピンまで辿ることができます。

フィリピンでもスペイン系の財閥があります。

フィリピンは中華系もいれば原住民系もいます。

旗の色を見れば分かる通り、大きく3つの地域に分かれます。




ハワイは、ハワイ王国、ハワイ共和国。


王国時代、白人によるプランテーションが盛んになりました。

サトウキビ栽培です。

力を付けて来たら、「議会」、「民主主義」!


でも選挙権は?

アジア系やハワイ原住民系は制限。。。



あえなく王政は廃止に。

民衆は望んでいたんでしょうか?

そして「民主主義」!



その後、共和国は併合され、ハワイ準州。

第二次大戦後の1959年ハワイ州に。


王国、共和国、準州、州

50番目の州。



51番目は?

もうこれ以上進ませないと「エリア51」でイチロー選手が守ってくれているんでしょうか?



プランテーションはハワイだけでなくフィリピンとか東南アジアでもありますね。

特にフィリピンはバナナを作っていればいいという扱いで、別に元々バナナだけを作ってたわけではありません。




アメリカの最大の飛び地、アラスカ

1867年にロシアから買いました。

日本の明治維新の年ですね。




アラスカがロシアに組み込まれるというのは逆行現象と考えるとありそうですが、もう一つ。

プーチン大統領の言動に注目です。


クリミア併合をし、国土回復の英雄となったプーチン。

「21世紀に領土の変更なんて!」

そんなことお構いなしにさっさと併合。。。

電撃的に易々とやってのけたのがプーチン


ということで、アラスカ併合は逆行現象というだけでなくプーチンの行動からしてもありそうです。



では、アメリカがアラスカを売る理由とは?


政府機関閉鎖、ガバメントシャットダウンってありましたよね、報道で、ちょっとだけ。。。

アメリカが借金返済できない、つまりデフォルトになるかもと。



で、お金をどう工面するのか?


資産の切り売り!


「あぁそうだ飛び地のアラスカを売ってしまえば!」

買い手は?

元の売り主?

つまりロシア?



最近ロシアは米国債を売り払ってゴールドを積みましていますよね。

他の欧州の中央銀行もゴールドの自国保管に動いていますが。


米国債、米ドルの信用が無くなり支払いは別のものでとなればどうするか?

別の通貨?

通貨でもあり商品でもあるゴールド?

で、米国がそのゴールドの調達するには。。。


そんなところでしょうか。


まぁ、その前にゴールドの裏付けがあるルーブルだったり人民元だったりする可能性も無きにしもあらず?

そうそうカンタンに現物を手放しそうも無いですしね。

ここぞとばかりに攻勢にでそうなロシア、中国ですから、というかそれが外交?





そして今回の英国のEU離脱意思表示

21世紀でも地図が塗り代わる、或は21世紀だからこそ塗り代わるのかもしれません。



プーチン大統領が引き金を引き、英国がビッグベンの時計の針を逆向きに回し始めた!



北米大陸がそのままの状態で残っている可能性は?


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