アジアインフラ投資銀行(AIIB)創立メンバー裏話 [経済]
2015年3月の経済ニュースで話題となったアジアインフラ投資銀行(AIIB)
意識の高いオーストラリアは「ガバナンス(組織統治)と透明性確保に進展がみられた」と話し参加表明!
そんなに急に透明性が確保され、進展が簡単に見られたのかどうかは分かりませんが(笑)
まぁ、意識高い系の国なのでどうでもいいのですが。
透明性とかガバナンスとか、尤もらしい言葉はいいのですが、北朝鮮が参加を拒否されたというニュースが入っています。
2月の出来事だそうです。
というか、北朝鮮、IMFにも入っていないんですね。
だからといって、ダメとは限らないのですが。
というのも貧乏国だからというわけではなく、金持ち国のモナコとかリヒテンシュタインが非加盟国だからです。
リヒテンシュタイン、スイスの更に奥ですね〜
ということは、貧富は関係無いと。
拒否られた北朝鮮。。。
同じ「共産主義国」なのに(笑)
で、加盟を打診したが拒否された理由とは?
端的に言えば、経済資料の問題です。
良くある経済に関する当局の資料の発表ですね。
ああいったものが、定期的に提出できないとダメだというのが理由です。
ガバナンスとか透明性確保とか、色々と突っ込まれそうですが、臨時事務局長の金立群(チン·リーチュン)は、それ以前の問題は抱えたくないと(笑)
アジアのインフラ(社会基盤)需要は強い、でも。。。
暫定事務局長でAIIB総裁就任とされているので、やはり自分のためでしょうか(笑)
総裁が他人になると分かっていたらもしかしたらスルーだったかも(笑)
経済資料といっても、最近の米国ではアナリストなどが文句を言っています。
経済指標発表で、速報値からその後に続く値が改訂されるのは許せるとして、その値が大きすぎると。
つまり彼らが言いたいのは誤摩化してるでしょということらしいです。
五十歩百歩とは言わないまでも、自国の経済専門家が疑問符を付けるようになっています。
お金、刷りまくりですからね〜
FRBのじゃぶじゃぶマネーの件ですね。
日本国内大手の投資顧問もこれについて書いています。
で、大量の資金供給の裏付けは?
出口戦略は?
それでも一応、資料は定期的に出しているわけで、北朝鮮はそれが無いからダメだということです。
作文くらいしろということでしょうか(笑)
さて、もう一つの問題があります。
アジアインフラ投資銀行(AIIB)は中国主導の銀行です。
一国二制度とは言うものの、香港は「国」ではありません。
が、台湾は?
台湾は米国か中国かと考えました。
で、結論は中国へ大きく舵取りをしました。
これに対して抗議する若者もいました。
何となく香港の「民主化」ケースのような気もしますが。
台湾としては、大きな一歩で取り敢えず達成感もあったのでしょう。
が、中国は?
北朝鮮の件は何とか押し返したが、台湾は中国の一部の筈、そう考えています。
加盟はいいけど名称とかどうするのか?
ヒントは、ADBです。
台湾は1966年の発足時加盟メンバーでした。
中国は、1986年の加盟。
名称は、台北中国(Taipei,China)と中華人民共和国(China, People's Republic of)です。
アジア開発銀行(ADB)のやり方でペロッとコピペで済ますんでしょうか。
臨時事務局長の金立群氏は、アジア開発銀行(ADB)の元副総裁です。
その辺は抜かりがないのでしょう(笑)
アジアのインフラ需要は大きいのですが、主導する中国が自国への投資となると。。。
そう考えるのでしょうか。
それで、ガバナンスだの透明性だのが出て来ます。
透明性はいちゃもん臭いところもありますが、開発銀行と言えば、世界銀行です。
本体の国際復興開発銀行は復興と開発、第二次世界大戦後の復興支援から始まり現在は開発、発展途上国の開発を援助する方向になっています。
当時はどうだったんでしょうか?
欧州は投資される方で米国が投資する方だったから透明だった?
人事も米国が握っていた?
確かにIMFの実質的な拒否権は米国が握っています。
資本金と借金でできるのは他の民間機関と同じです。
借金とはどこかからの融資と債券発行による資金調達になります。
それが突っ込み所なく運営されているかどうか。
今回のAIIB設立メンバー騒動でADB総裁の発言は米国政府の発言の後というのはご愛嬌(笑)
というか、この辺から「透明性」って?
まぁ悪いのは北朝鮮です。
しっかりペーパーワークしましょうねということです。
とは言え、TPP騒動と真逆で「バスに乗り遅れるな」というフレーズが出て来ませんでした(笑)
「正義」という言葉が漂うととたんに怪しくなるので、ここは生暖かく見つめていたいところです。
日本は日本なので、TPPもAIIBも遅攻という戦略もありかも知れません。
ということで、日本は次のバスを待つようですが、中国は結構忙しそうですね。
「Taipei,China」、これをどう漢字表記するのか(笑)
台北中国、中国台北、中華台北、よく分かりませんが。。。
「華」は譲れない?
日本も銀行の合併で名称をどうするかというのがありまして、まぁ結局は「力関係」なんですね。
大体、対等合併というのが怪しいし、国同士でもそんなものです。
自国民に対しては「対等」ですと宣伝(笑)
ということは。。。
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そんなに急に透明性が確保され、進展が簡単に見られたのかどうかは分かりませんが(笑)
まぁ、意識高い系の国なのでどうでもいいのですが。
透明性とかガバナンスとか、尤もらしい言葉はいいのですが、北朝鮮が参加を拒否されたというニュースが入っています。
2月の出来事だそうです。
というか、北朝鮮、IMFにも入っていないんですね。
だからといって、ダメとは限らないのですが。
というのも貧乏国だからというわけではなく、金持ち国のモナコとかリヒテンシュタインが非加盟国だからです。
リヒテンシュタイン、スイスの更に奥ですね〜
ということは、貧富は関係無いと。
拒否られた北朝鮮。。。
同じ「共産主義国」なのに(笑)
で、加盟を打診したが拒否された理由とは?
端的に言えば、経済資料の問題です。
良くある経済に関する当局の資料の発表ですね。
ああいったものが、定期的に提出できないとダメだというのが理由です。
ガバナンスとか透明性確保とか、色々と突っ込まれそうですが、臨時事務局長の金立群(チン·リーチュン)は、それ以前の問題は抱えたくないと(笑)
アジアのインフラ(社会基盤)需要は強い、でも。。。
暫定事務局長でAIIB総裁就任とされているので、やはり自分のためでしょうか(笑)
総裁が他人になると分かっていたらもしかしたらスルーだったかも(笑)
経済資料といっても、最近の米国ではアナリストなどが文句を言っています。
経済指標発表で、速報値からその後に続く値が改訂されるのは許せるとして、その値が大きすぎると。
つまり彼らが言いたいのは誤摩化してるでしょということらしいです。
五十歩百歩とは言わないまでも、自国の経済専門家が疑問符を付けるようになっています。
お金、刷りまくりですからね〜
FRBのじゃぶじゃぶマネーの件ですね。
日本国内大手の投資顧問もこれについて書いています。
で、大量の資金供給の裏付けは?
出口戦略は?
それでも一応、資料は定期的に出しているわけで、北朝鮮はそれが無いからダメだということです。
作文くらいしろということでしょうか(笑)
さて、もう一つの問題があります。
アジアインフラ投資銀行(AIIB)は中国主導の銀行です。
一国二制度とは言うものの、香港は「国」ではありません。
が、台湾は?
台湾は米国か中国かと考えました。
で、結論は中国へ大きく舵取りをしました。
これに対して抗議する若者もいました。
何となく香港の「民主化」ケースのような気もしますが。
台湾としては、大きな一歩で取り敢えず達成感もあったのでしょう。
が、中国は?
北朝鮮の件は何とか押し返したが、台湾は中国の一部の筈、そう考えています。
加盟はいいけど名称とかどうするのか?
ヒントは、ADBです。
台湾は1966年の発足時加盟メンバーでした。
中国は、1986年の加盟。
名称は、台北中国(Taipei,China)と中華人民共和国(China, People's Republic of)です。
アジア開発銀行(ADB)のやり方でペロッとコピペで済ますんでしょうか。
臨時事務局長の金立群氏は、アジア開発銀行(ADB)の元副総裁です。
その辺は抜かりがないのでしょう(笑)
アジアのインフラ需要は大きいのですが、主導する中国が自国への投資となると。。。
そう考えるのでしょうか。
それで、ガバナンスだの透明性だのが出て来ます。
透明性はいちゃもん臭いところもありますが、開発銀行と言えば、世界銀行です。
本体の国際復興開発銀行は復興と開発、第二次世界大戦後の復興支援から始まり現在は開発、発展途上国の開発を援助する方向になっています。
当時はどうだったんでしょうか?
欧州は投資される方で米国が投資する方だったから透明だった?
人事も米国が握っていた?
確かにIMFの実質的な拒否権は米国が握っています。
資本金と借金でできるのは他の民間機関と同じです。
借金とはどこかからの融資と債券発行による資金調達になります。
それが突っ込み所なく運営されているかどうか。
今回のAIIB設立メンバー騒動でADB総裁の発言は米国政府の発言の後というのはご愛嬌(笑)
というか、この辺から「透明性」って?
まぁ悪いのは北朝鮮です。
しっかりペーパーワークしましょうねということです。
とは言え、TPP騒動と真逆で「バスに乗り遅れるな」というフレーズが出て来ませんでした(笑)
「正義」という言葉が漂うととたんに怪しくなるので、ここは生暖かく見つめていたいところです。
日本は日本なので、TPPもAIIBも遅攻という戦略もありかも知れません。
ということで、日本は次のバスを待つようですが、中国は結構忙しそうですね。
「Taipei,China」、これをどう漢字表記するのか(笑)
台北中国、中国台北、中華台北、よく分かりませんが。。。
「華」は譲れない?
日本も銀行の合併で名称をどうするかというのがありまして、まぁ結局は「力関係」なんですね。
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2015-04-02 23:00
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