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マレーシア航空リストラ ジャンボ機売却は? [経済]

政府系ファンドのカザナ・ナショナルは、マレーシア航空の再建計画を発表しました。


社員の約4分の1を削減する案というものがありましたが、それより厳しい数字です。

5000人から6000人ということでしたが、約30%の6000人です。


更に、2014年末までにマレーシア取引所への上場を廃止する予定です。

その後、3年以内の黒字復帰を目指す。

3-5年でマレーシア航空の株式を再上場する。


これがカザナの案です。



さて、フラッグシップの再建は日本でもありました。

JAL、日本航空です。


2010年1月東京地裁に会社更生法の適用を申請。

2010年2月京セラの稲盛和夫氏が代表取締役会長兼グループCEOに就任。


日本航空はコスト削減でジャンボ機売却しています。

当時は中古市場は飽和状態でした。

報道ではマレーシア航空の人員以外のことは出ていないようです。

幾つかの路線の廃止以外に、機材の見直しも入るでしょう。



京セラの稲盛和夫氏に関しては賛否両論あります。


2009年の暮れから何回も頼まれて就任。

また増資に応じようとした会社はいなかったので稲盛氏が引き受けた。

これが稲盛氏の言い分となると思います。


確かに、再建に関して債権放棄や様々な支援があったのでしょう。

でも、再建には成功しています。



マレーシア航空でも稲盛氏の経験が活かせればよいのですが、それは無いかもしれません。

ちょっともったいない気がしますが。。。

海外ですしね。

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マレーシア航空の再建案 6000人と路線の削減


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