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アルゼンチン、デフォルトか別の金融システム移行か? [経済]

アルゼンチンのテクニカル・デフォルトが目前とのニュースが飛び交っています。

以前の国際的金融環境では一国の経済破綻の後IMFが入ってきました。



南米諸国連合(南米国家共同体)の財務大臣がアルゼンチンに集結し南米銀行の人選について先週話し合われました。


南米諸国連合(UNASUR)は2004年12月に発足しました。

政治、経済での地域統合を目指すものです。



7月のブリックス首脳会議で招かれた南米諸国首脳との会合がありました。

そこでBRICSが立ち上げる新開発銀行との協調関係をどう構築していくかが話し合われました。

また伝統的な金融機関からの自立を模索しています。



一方、世界的な金融機関として新開発銀行やIMFに相当する基金の設立がBRICSによって宣言されています。

更に地域的なものとして中国主導のアジアインフラ投資銀行があります。

同機能のシステムが世界に併存する状態になります。


異常といえば異常です。

あるいは世界が変わるということでしょうか。



メディアで控えめに表現されている伝統的な金融機関とはもちろん世界銀行でありIMFなどです。



南米では南部銀行(Banco del Sur)が姿を現しつつあります。

こちらも地域の開発銀行です。


アルゼンチンは、デフォルトとなるかもしれません。

これがジワジワと世界経済に影響を及ぼすという考え方がある一方大したことは無いとする人もいます。

それは世銀/IMFの世界を前提とした考え方ともいえ、実はデフォルトでも影響は小さいという考え方もあります。

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