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研修いろいろ [国内]

4月といえば新年度、入学入社と大忙しです。

晴れて学校を卒業し正社員となった人はうれしいような不安な時期かもしれませんね。

卒業して社会に出たばかりの新人には研修というものがあります。

また、研修も新入社員研修だけでなく、管理職研修もあります。



研修というのは猶予期間のようでもあり通過儀礼というか一種の儀式でもあります。

そして、それは接遇講座のようなマナーを覚えましょうねというものや会社の業務説明や知識習得に近いものから、ちょっと書き難い過激なものまであります。

まぁ新しい組織に入るということは、それなりの覚悟が必要なのかも知れません。

さて、どんなものがあるのでしょうか?




夜間行軍というものがあります。

夜中に予め指定されたの場所を目指して歩いていくというものです。

昼でも構わないので、行軍でもいいのですが、とにかく歩きます。



更に、途中でも指定された行動を要求されます。

夜、気温が下がり昼の感覚と違い一種独特のものとなり、そこに疲労が襲います。

歩くというのは普段自動車を使ったり電車だったりする現代人には意外と酷なものです。




行軍で検索すると、「八甲田雪中行軍遭難事件」が1ページ目に出て来ます。。。

これは、1902年(明治35年)1月に起きたものです。

1月23日から行軍が始まりました。

1902年といえば、日英同盟締結の年ですね。

日英同盟という軍事同盟は1902年1月30日調印発効しています。

その間、11泊12日の行程であった八甲田雪中行軍は開始直後直ぐに先行きが危ぶまれることとなりました。

参加者210名のうち199名死亡で94.76%の死亡率となります。

もちろん、民間の新人研修では雪山になんて無茶はさせませんが。。。




行軍を単品で行うか、結果として長距離歩くことになるかの別はあっても、疲労度は非常に高いものです。

行軍というからには、これは言語としては軍隊のものであり、自衛隊もそれに類するものがあるようです。

研修で自衛隊の体験をするというのもありますね。

自衛隊研修です。

これは小中学校などでのキャンプファイヤーとか林間学校などよりやはりキツいですね。。。

精神的にという前に、肉体的に直ぐにギブアップしそうです。。。





非日常というと、自衛隊の他に禅寺での修行や滝行があります。

滝行は、音や水圧によってその間考えるということが難しくなり雑念が吹き飛ぶとされています。

これは日本的なものでしょうか。

ナイアガラの滝とかイグアスの滝とかで修行って聞いたことがないですよね。

金融投資で損をした時にでる言葉にナイアガラの滝があります。

暴落ですね。

イグアスの滝は今年のブラジルワールドカップでしょうか。

滝行は非日常ですが、雑音のある外で勉強した方が集中するという人もいますね。

家だと静か過ぎて集中できないというそうで、人間というのは面白いものです。




研修は基本的に肉体を鍛えるのを主とするものではありません。

精神を鍛えたり、組織に早く馴染むようにするものです。

研修は、座学や見学を中心とした楽なものばかりではないということです。

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